ほんとに人生が変わる?インド旅行してみた話

2020年5月29日

 インドに行けば人生が変わるということはよく言われます。なぜインドがそういわれるのか実際に行った体験談を含めインドに実際旅行した体験談を書きたいと思います。
 実際にインドに旅行する計画をたてている人、行ってみたいと思っている人ぜひ読んでみてください。
インドに旅行行く際の注意点や行くべき場所を紹介します。

 インドはとても広い国です。そのためまずアドバイスとして旅行行くにはかなり多くの日程を取った方がいいと思います最低でも2週間ほどあったほうがいいでしょう
 1ヶ月あると南の方までインドを満喫できると思いますのでぜひインドめっちゃ楽しみたいと思う人はたくさん日程とって行ってください。
今回は僕の行った北インドを紹介していきます。

空港編

 僕らが到着したのはインディガラ・ガンディー空港です。
 まず空港についてしなければいけないのはビザをとることです。インドに入るためにはビザが必要です。これは事前に申請していれば日本で取ることも可能なのですが、取ってない人のためにアライバルビザというものがあります(日本のパスポートしかとれない)がありますので安心してください。

 これはみんなの行く方向についていけば大体わかると思います。紙を記入して、提出するとお金を要求され、だいたい3000円ほどでビザのスタンプがパスポートに押されます。
クレジットカードも使えるので安心です。

 これを取得すると外に出られますが、ここで注意点!!
インドの空港は人が多いため一度外にでると、中に入ることができません。そのため夜遅くに着いてしまった場合は絶対に外に出ないように気をつけましょう。僕たちはこのミスを犯し、初日から空港の外で野宿をするというクレイジー行為をしてしまいました。

ニューデリー編

 デリーについて外に出てみると大量のオートリクシャーが待ち構えています。
勧誘すごすぎてびっくりします。居酒屋のキャッチよりしつこいです。ほんとに必要な時以外はリクシャーには乗らないようにしましょう。

デリーの魅力

メインバザール


他の国では夜市といばれるやつです。大量のお店が立ち並び物を売っています。子供が売っていたり、日本では買えないような物が買えたりしてとても楽しいですが、ブランドものはほとんど偽物だと心得ておきましょう。

 デリーは首都なのでここに行くべきというのはありませんが、電車で乗り継ぐためデリー駅は必ず使うと思います。

ここで注意点が一つ!
デリーの駅の中は少し複雑になっていて切符を買うのに一苦労します。ここで迷っていると声をかけて来る人がいますが、向こうから声をかけてくるのは100%こちらを騙そうとしている人たちです。無視しましょう。特に政府に認められた旅行会社DTTDCの名前を使ってくるやつらは絶対に詐欺です。話を聞いてはいけません。

デリー駅で切符を買うにはフォーリンインフォメーション、外国人専用のところに行くとスムーズに買うことができます。

バラナシ編

 バラナシ(ヴァラナシ)はインドといえばここ、と言われるほどの人気スポットです。その理由としてバラナシはヒンデゥー教の聖地と呼ばれているからです。バラナシを流れるガンジス河からはただならぬパワーを感じることができると思います。

インドで神として崇められる牛

 ガンジス河の周辺はある異変があります。そう、とても臭いのです。そのにおいの原因は牛のふんです。インドでは牛が神様のようにたたえられています。
そのため、ガンジス河周辺では野良牛が普通にいて、道路が糞だらけになっているのです。
糞を踏まずに歩こうとするのは無理なので、踏むことを恐れず気にせず歩きましょう。
さらに牛が道をふさいでいることも多々あります。あまり触れないように注意して歩くように心がけてください。
ほかにも犬、猫、サル、豚様々な動物がそこら中にいます。動物園かよ!と思っちゃいますがこれもインドならではなので楽しんでください。

次はガンジス川の魅力と楽しみ方についてまず書いていきます。

ガンジス川

ガンジス河とガート(階段上の親水施設)に着くとまずそこにいる人々に驚くと思います。
これぞインドに来た!と思えるような光景が広がっていて、テンション上がること間違いなしです。

ガンジス川の魅力1【沐浴】

 ガンジス河についてぜひやってほしいことといえば沐浴です。沐浴とはガンジス川に入り、体を清めることです。やり方は現地の人のを見て学びましょう。
オススメは朝早く起きて沐浴をすることです。朝日を浴びながらの沐浴は心が浄化される気分になることでしょう。

ここで注意点が一つ!
 沐浴をしたらすぐに宿でシャワーを浴びてください。
ガンジス川の水自体は死体が流れていたりするのでとても不衛生です。
まして日本で暮らす我々からすれば、細菌にやられることはまず間違えないでしょう。実際に僕も次の日に高熱が出て外に出ることができませんでした。

ガンジス川の魅力2【川下り】

ガンジス川を船にのって下ります。沐浴とは違ってゆっくりとした時間を船で楽しむことができます。船から見る夕日やガートの街並みもまたきれいでおすすめです。
船はすぐに捕まえることができますが、相場が代替200ルピーですのでぼったくられないように気を付けましょう。

ガンジス川の魅力3【火葬】

 ガンジス川のほとりでは人間の火葬が行われています。近くにいくとみることができます。
 火葬された人はそのままガンジス河に流されるのですが日本じゃまず見ることができない光景です。バラナシに行くならぜひ見てほしいですね。
 ここでもまき代を払えと言ってくる人がいますが詐欺なので無視しましょう。払ってはいけません。

ガンジス川の魅力4【ラッシー】

 これは日本でも有名な飲み物ですがここでもラッシーが有名です。マンゴーなど現地のものを使っていて、とてもおいしいと思います。
バングラッシーというのも、大麻から作られたラッシーもあります。海外ならではで貴重な経験なので興味がある人は挑戦してみてもいいかも、、、
ただし、バングの量は必ず少なくしてもらってください。まじで倒れます。まあ、おなかを壊す可能性もあるので自己責任で楽しみましょう。

サールナート

ガンジス河はヒンデゥー教の発祥と言われますが、実は仏教を広めた釈迦もこのバラナシで悟りを啓いたとされています。
インドに来ると人生が変わると言われる理由が少しわかる気がしますね!!!
そしてその釈迦が初めに悟りを啓いたといわれるのが、このサールナートです。
ガンジス河からは少し離れていて、入るのにお金もかかりますが、ぜひいってみてください。
バラナシでヒンデゥー教と仏教を一度に味わえるのもここバラナシの良さだと思っています。

久美子の家

バラナシ、日本=久美子の家といわれるほどこの宿は人気です。久美子さんが営んでいるのですが、現地の人でもみんな知ってる有名な家です。
外観にでっかく漢字で久美子の家と書かれています。一泊の値段もとても安く、日本人が多いので是非止まってみて欲しいです。

アグラ編

アグラはインドでも一番の観光地、タージマハルで知られています。
そのためインドへの旅行者が必ずと言っていいほど訪れる都市です。
デリー・ジャイプールとともに三大都市といわれているためここはインド旅行では外せないポイントの一つです。

アグラ城

 アグラ城はムガル帝国時代に造られたお城です。赤砂岩で造られているため全体の見た目がとても赤いです。そのため「レッド・フォート(赤い城)」とも呼ばれます。
 この城の魅力はなんといっても赤くそびえたつ城塞とその豪快さとは裏腹に精巧に作られた内部の構造です。
内部はタージマハルとおなじ大理石で造られています。庭もかなり広く、広大な敷地を有するため巡回路を回るのにかなり時間がかかります。
二階からはタージマハルを眺めることもできます。入場料は550ルピーです。少し高いですが、十分に払う価値があると思います。
ちなみにインドの人は、50ルピーです(笑)

タージマハル

 インドに行ったら必ず訪れるべき場所、タージマハルですが、タージマハルはもともと皇帝が建てたお墓とされています。日本でいえば古墳のようなものです。
タージマハルは知っての通り大理石でできており、見た目は白い色をしている宮殿です。
そのため、近くに行って実際に触ってみると、すごくつるつるしていてきれいな加工がされています。
タージマハルのもう一つの魅力はシンメトリー(左右対称)です。正面から見て左右対称なのはもちろんのこと、横方見ても左右対称になっています。さらに内部構造も左右対称になっていて、この当時の設計でシンメトリーにすることが重要視されていることがよくわかります。
 僕の一番きれいだと思うタージマハルは庭の川に映るタージマハルです。訪れた際はぜひ見てほしいです。
入場料は1250ルピーでかなりお高くなっていますがここは渋らずに払いましょう!!
入場料を払うと、お水2本と靴カバーがもらえます。一つアドバイスとして、お昼は人がかなり多くなるので、朝一で行って人の少ない時間にゆっくいと見て回るのがいいと思います。

ジャイプール編

 ジャイプールは「ピンクシティ」と呼ばれています。その理由として、赤砂岩で造られた旧市街の壁や建物がピンクだからです。
実際に現在は色が落ちてピンクではなく黄茶色の見た目をしていますがピンクシティと言われるだけあって、ピンクの建物も多くあります。
インドのなかでも屈指のかわいい街であり、女の子にも人気の町です。アグラとも近いため、もしアグラに観光に行くことがあるなら、ついでに立ち寄ってみてはそうでしょうか。
そのジャイプールの魅力を少しだけ紹介していきます。

水の宮殿・ジャルマハル

 ここはジャルマハル湖に浮かぶマハラジャの水の宮殿です。その美しい見た目はヴェネツィアを彷彿とさせます。
水の中に立つこの宮殿は日本では決して見ることのできない幻想的な見た目をしてます。
雨が降った次の日に行けば、最上階しか見えないほど水位が上がり、行く日によって見ることのできる景色が変わるのも魅力の一つです。

アンベール城

 アンベール城はマハラジャの大王が建てたとされる要塞です。その広大さはアグラ城にも引けをとらず、またアグラ城と違った厳格さを醸し出しています。
この城はイスラム教とヒンデゥー教の様式が混在しているため、その文化の違いを城の中を回ることで感じることができます。
また、ガネーシャ門は世界的にも美しいとされる門の一つで、きらびやかさが前面に出ています。
茶色の外の壁からは厳格さを、内部の構造からは豪華さを感じることができます。

ゾウタクシー

 アンベール城に行く途中にゾウのタクシーに乗ることができます。
インドでゾウといえばピンクの神様であるガネーシャがいますが、アンベール城に行く途中にそのゾウに乗りながらゆっくりといけることができます。
ゾウに乗る経験なんて滅多にできるわけでもありませんからこの機会にぜひ乗ってほしいですね。
ほかの国にいけば、ゾウに乗ることもできるのですが、このゾウタクシーはかなり長い時間乗ることができ、かつ街中をゾウの上から観光できます。
一回200ルピーほどの手軽な値段で乗れます。